代表理事
鈴木 美穂
2025年度、代表理事に選任された鈴木美穂と申します。
私は43年間、横浜市福祉職の中で、ケースワーカーや責任職として経験を培ってきました。横浜市福祉職での経験は、後見人の仕事の中で、たくさんのことが活かせると感じています。
成年後見人の必要性は、年々高まっていますので、担い手の開拓も今後の課題となります。
新たな取り組みも皆さんと考えながら、小さな法人ですが、仲間で力を合わせ、楽しくそして利用者の方に細やかに寄り添える法人として、これからも、少しずつ成長していきたいと思います。
相談援助職ご経験の皆様、ぜひその技術を成年後見人としての活動に活かしてください。私たちと一緒に働きませんか。

設立経緯とつぼみの由来
2011年10月に立上げた NPO 法人よこはま成年後見つばさは、NPO法人としては横浜で最初の法人後見実施団体になりました。
その後のミクロ領域、マクロ領域、メゾ領域の活動で厚生労働省や総務省、最高裁家庭局にも注目されるなど、目覚ましい発展を遂げてきました。
つばさは、2021年3月末現在延102件を受任(継続70件)しています。また、相談は行政や地域の福祉機関や病院などから途切れることなく続いていますが、一法人では新規の対応が相当困難になっています。
一方、地域には例えば高齢化した親と障害のある子どものいわゆる親亡き後問題、認知症が進む親とSOSを出す障がい者など複合的な課題を抱えた事例、身寄りのない一人暮らしのいわゆる身元保証問題など課題が山積しています。
こうした地域の福祉課題解決のために、もっとライト(軽い 明るい、権利擁護)で小さなNPO法人を作り法人後見へのニーズと期待に応える覚悟を定め、2020年10月につばさを母体にNPO法人 後見つぼみが誕生しました。
後見つぼみのネーミングには、~それぞれの蕾、その人らしく花咲き、豊かに実ればいいね~と当事者の成長の願いを込めています。